この記事では『以上』と『未満』の違いについて簡単にわかりやすく解説させて頂きます。
『以上』と『未満』は、数や範囲を表す際に使われる表現です。『以上』はその数や範囲を含み、『未満』はその数や範囲を含まないことを示します。
それでは詳しい内容を深堀り、理解を深めていきましょう。
『以上』の意味とは
『以上』は「いじょう」と読みます。品詞は助数詞です。この表現は、ある数や範囲を示す際に使用されます。例えば、「10以上」と言うと、10を含む10以上の数を指します。つまり、10、11、12、13…といった数が該当します。このように、数や範囲の最小値を含むことを表します。
『未満』の意味とは
『未満』は「みまん」と読みます。品詞は助数詞です。『未満』も『以上』と同じく、数や範囲を示す際に使用されます。しかし、『未満』はその数や範囲を含まないことを示します。例えば、「10未満」と言うと、10より小さい数を指します。つまり、0、1、2、3…といった数が該当します。このように、数や範囲の最大値を含まないことを表します。
『以上』と『未満』の違い
『以上』と『未満』の違いは、数や範囲の境界値の扱いです。『以上』はその数や範囲の最小値を含みますが、『未満』はその数や範囲の最大値を含みません。つまり、『以上』では境界値が含まれるため、境界値自体も該当するということになりますが、『未満』では境界値は該当しません。
まとめ
『以上』と『未満』は数や範囲を表す際に使用される表現です。『以上』はその数や範囲の最小値を含み、『未満』はその数や範囲の最大値を含まないことを示します。境界値の扱いが異なるため、注意が必要です。
